告白 / 湊 かなえ
2009/03/08 Sun 12:16
評価 : ★★★★★ (評価マークについて)
知らない作家さんの本は、手に取りづらい・・・ので、今まで、湊かなえさんの「告白」も読んでいなかった。たまたま他に読むものがなかったので、今頃読んでみた。
かなり話題の本だったようである。
本作の第一章「聖職者」で第29回小説推理新人賞を受賞して、本作がデビュー作とのこと。
どんな話なのかも知らずに、第一章「聖職者」を読み始めた。
中学1年生のクラス担任の女性教師が、終業式の日、生徒達に、亡くなった愛娘の死の真相について告白をする。
--- ネタバレあり ---
おもしろい・・・。
淡々と告白が続くため、その押さえられた語り口が怖さを引き立たせる。
私も教室で先生の話を聞き入ってしまっている気持ちになった。
女性教師の告白の中で、
「道を踏み外して、その後更生した人よりも、
もともと道を踏み外すようなことをしなかった人の方がえらい・・・」
と話しているところで、この女性教師が好きになった。
私、教師とか先生とかみんな嫌いで、それって熱血先生の方がいい先生・・・という刷り込みがあるからだと思う。私も小学生のころから、同じように思っていた。
私の小学4年生のときの先生は熱血タイプで、やたらとグループ学習や話し合いが多く、意味もなくしょっちゅう校庭を走らされた。不良全盛時代だったので、中学校の先生たちもかなり酷かった。思い出したら、腹が立ってきたなぁ。
・・・というわけで、私はこの女性教師応援モードに突入。
そして、結末。ちょっとビックリ。
先生応援モードで読んでいた私、こんなブラックなお話とは予想していなかった。
第一章は、おもしろい短編であった。
次のお話も期待!と読み始めると、なんと「聖職者」の続きであった。
告白短編集と勘違いしていたよ。
これ以降の各章は、事件やその後について、クラスの女子生徒、少年Bの母親の日記、少年B、少年A、そして最初の女性教師の『告白』で構成される。
ここで、また、私、勝手に予想してしまった。
告白者が替われば、事件の真相も替わってきて、少年Aにも、少年Bにもいろいろな事情や背景や不幸な出来事やタイミングのズレなどがあり・・・、女性教師の告白した事件の真相が、本当の事件の真相ではない、とかいうお話なのかと。
ところが、そういうお話ではなかった。なんども予想を裏切られているなぁ。
そして、最終章「伝道者」のラスト。後味が悪いというコメントを良く目にした。
お話なんだし、なんだか私はすっきりしてしまった。
もう一度、読み返して見たくなった。
ブラックな湊 かなえさん、好きかも。読みたい作家さんが増えて、楽しみ。
早速「少女」も読もうと思う。
救いの無さ、暗さ、陰湿さ
微妙
衝撃的な内容にもかかわらず、客観的に読める
読者の覗き見心理
変態たちの突っ込み合戦。
知らない作家さんの本は、手に取りづらい・・・ので、今まで、湊かなえさんの「告白」も読んでいなかった。たまたま他に読むものがなかったので、今頃読んでみた。
かなり話題の本だったようである。
本作の第一章「聖職者」で第29回小説推理新人賞を受賞して、本作がデビュー作とのこと。
どんな話なのかも知らずに、第一章「聖職者」を読み始めた。
中学1年生のクラス担任の女性教師が、終業式の日、生徒達に、亡くなった愛娘の死の真相について告白をする。
--- ネタバレあり ---
おもしろい・・・。
淡々と告白が続くため、その押さえられた語り口が怖さを引き立たせる。
私も教室で先生の話を聞き入ってしまっている気持ちになった。
女性教師の告白の中で、
「道を踏み外して、その後更生した人よりも、
もともと道を踏み外すようなことをしなかった人の方がえらい・・・」
と話しているところで、この女性教師が好きになった。
私、教師とか先生とかみんな嫌いで、それって熱血先生の方がいい先生・・・という刷り込みがあるからだと思う。私も小学生のころから、同じように思っていた。
私の小学4年生のときの先生は熱血タイプで、やたらとグループ学習や話し合いが多く、意味もなくしょっちゅう校庭を走らされた。不良全盛時代だったので、中学校の先生たちもかなり酷かった。思い出したら、腹が立ってきたなぁ。
・・・というわけで、私はこの女性教師応援モードに突入。
そして、結末。ちょっとビックリ。
先生応援モードで読んでいた私、こんなブラックなお話とは予想していなかった。
第一章は、おもしろい短編であった。
次のお話も期待!と読み始めると、なんと「聖職者」の続きであった。
告白短編集と勘違いしていたよ。
これ以降の各章は、事件やその後について、クラスの女子生徒、少年Bの母親の日記、少年B、少年A、そして最初の女性教師の『告白』で構成される。
ここで、また、私、勝手に予想してしまった。
告白者が替われば、事件の真相も替わってきて、少年Aにも、少年Bにもいろいろな事情や背景や不幸な出来事やタイミングのズレなどがあり・・・、女性教師の告白した事件の真相が、本当の事件の真相ではない、とかいうお話なのかと。
ところが、そういうお話ではなかった。なんども予想を裏切られているなぁ。
そして、最終章「伝道者」のラスト。後味が悪いというコメントを良く目にした。
お話なんだし、なんだか私はすっきりしてしまった。
もう一度、読み返して見たくなった。
ブラックな湊 かなえさん、好きかも。読みたい作家さんが増えて、楽しみ。
早速「少女」も読もうと思う。
湊 かなえ
双葉社
売り上げランキング: 208
双葉社
売り上げランキング: 208
おすすめ度の平均: 

救いの無さ、暗さ、陰湿さ
微妙
衝撃的な内容にもかかわらず、客観的に読める
読者の覗き見心理
変態たちの突っ込み合戦。

あら〜すっきりされました?いいですねえ。
小心者なので、終始ドキドキでしたよ。
湊 かなえの告白読破されたのですね。
私もすごく気になっています(w)
新作の方も評判がいいみたいで
それも楽しみです!
P.S 果断と警官の血(上)を読みました。
どちらもおもしろかったです。
また、勝手ながらリンクさせていただきました。
色々と本の趣味も共通があり、
色々と本について教えていただけるとありがたいです〜。
リンクしていただけたなんて、感謝感激雨あられです。ほんとに。
本は、暇なので読むだけで、しかも好き嫌い激しいので、あんまり参考にならないかも・・・。もともと理系なので、文章もヘタだし。
でも、うれしいです、ありがとう。